遅刻・定時退社・早退をしやすくする方法〜高給で働くママさんの話〜【会社を使い倒す話】
ドラマ『わたし、定時で帰ります。』の第2回は、働くお母さんがテーマだった。
産休から復帰した賤ヶ岳(という名前)は、ある日、子供が熱を出してしまい、本心では早く仕事を切り上げて帰りたいと思う。
しかし、同僚達に無理をお願いしている手前、自分が先に帰る訳にはいかないと悩んでしまう。
私の会社に、よく遅めに出社するだけでなくほぼ毎日定時で帰り、さらには頻繁に早退する子持ちの女性がいる。
しかし、今のところそのことに同僚達が文句を言っているのは聞いたことがないし、むしろ頼りにされている。
もちろん私も何も思わない(私も早く帰りたいから)。
このような働き方でもこの女性は一般的な会社員の倍くらいの給料はもらっているはずなので、一応そこそこ高給といえる。
定時で帰れない理由としてよく仕事の効率の話が出てくるが、実際には周りの目が気になって帰りにくいという問題もある。
ここでは、遅め出社・定時退社・早退を繰り返しているにも関わらず、何故この女性は頼りにされ続けるのかということを書いてみたい。
(1)その人にしかできない仕事がある
毎日定時で帰り、そこそこ頻繁に早退する。
子供の都合で遅めに出社することも多い。
それでもこの人はとても頼りにされている。
それは仮に労働時間が短くても出社してほしい理由があるから、すなわち、その人にしかできない仕事があるからだ。
その女性は難関資格(税理士とかくらいの難易度)に合格しており、その知識を武器に仕事をしているが、それ以外にも複数の専門性を持つ。
専門分野1つだけなら他にできる人はそれなりにいても、専門分野が重なるところの仕事をできる人になるとかなり数が限られる。
この女性はこの複数の専門性が重なる部分の仕事を主にやっている。
仮にこの女性の上司が「ワシはこんなに頑張って遅くまで働いているのに、こいつは早退ばかりしやがって」と思ったとしても、その仕事を代わりにやってくれる人を見つけることや育てることは簡単ではないので、結局許すしかないのである。
実際問題として、他の人にできない仕事"だけ"でもやってもらえればマネジメントする側からすれば有難いのだ。
この女性が、子育てしながら働くときのことを考えて資格を取得したり専門性を磨いたりしてきたのか、ただ仕事やスキルアップを頑張っていたところに子供ができ、結果的にそのようなスタイルになったのかは分からない。
いずれにしても、このような働き方ができるようになる前には、ガムシャラに働いたり勉強した時期があったはずだ。
実は何の努力もしなくて長時間労働もしないのに高い給料をもらえる訳ではなく、やはりどこかの段階で自分の時間を削っているのだ。
(2)いざというときはめちゃくちゃ長時間労働する
重要な場面だけは、この女性もめちゃくちゃ残業をするし、稀だか土日に仕事したりもする。
そのときは、お子さんの世話を親や旦那さんにお願いするか、託児所のようなところに預けているようだ。
普段は業務量をセーブしているが、いざという時にはちゃんと仕事をやりきっているので、周囲から信頼される。
遅め出社や早退をしても、必要になれば頑張ってくれるからまぁいいか、と周囲の人達に思ってもらえる。
(3)一応申し訳なさそうに帰る
本来は何も申し訳なく思う必要などないのだが、理由があって申し訳ないけど定時前に帰ります、という方が周囲の心象は良い。
特にこの女性は早く帰るからといって楽をしている訳ではないので、周囲の理解を得やすい。
子供がいなくても、余計な衝突を避けたいのであれば何かしら理由をつけるのも一つの手だ。
私のように「よっしゃあ!定時前に帰ってやるぜ!」という感じで嬉々として帰ってしまうと場合によってはひんしゅくを買うので気をつけてもらいたい
ドラマ『わたし、定時で帰ります。』ワイ「定時で帰るどころか毎日遅刻します。」【会社を使い倒す話】
今、『わたし、定時で帰ります。』というドラマが放送されている。
ゆるい会社員の私は内容が少し気になり初回を見てみた。
余計な仕事をできるだけ避けて効率よく仕事を終わらせ、毎日定時で帰ることをモットーとする東山結衣がこのドラマの主人公だ。
ほぼ毎日定時で帰ることに対して周囲から嫌味を言われても、主人公はなんとか定時退社を貫く。
ドラマの初回は主人公とは正反対に無欠勤で毎日遅くまで働く"皆勤賞女"三谷が、毎日定時で帰りたいと考える部下の新人小泉と衝突する様子が描かれていた。
小泉が定時で帰ろうとしたとき、三谷は、新人なんだから仕事を覚えるためにもっと残業しろ、という趣旨のことを言うが、小泉は反発する。
また、ある日、始業開始5分前に出社した小泉に対して、なんと三谷は「新人なんだから始業開始の30分前に来ないと遅刻だ」という指導をして、小泉だけでなく他の社員をもげんなりさせる。
ついには新人の小泉は耐えられなくなり、会社をやめてしまう。
ドラマを見て思った。
勤務時間に関して、私は相当いい加減な社員なんだな、と。
ドラマの中の新人は遅刻せずに出社したにも関わらずもっと早く来いと怒られている。
一方、私が新入社員の頃(というか今も)はフレックスタイムなのでいつ出社しても自由だと考え、だいたい部署内で最も遅く出社していた。
フレックスタイム制だったので厳密には遅刻ではないが、定時(9時)よりははるかに遅い。
中には私を咎めてくる人もいたが、
上司等「フレックスだからって理由もなく遅く出社するのは遅刻だ」
ワイ「家で仕事のことを考えていたので、これはもはや出勤していたようなものです。皆さんは家で寝ていたかもしれませんが、私はすでに一仕事終えた気分ですよ」
とかいい加減なことを言う上に、その翌日も平然と遅く出社してくるので、彼らはこいつをどうしたものかと思っていただろう。
ときどき、「言われているうちが華だぞ。何も言われなくなったら終わりだ」といったことも言われたが、「そうですね。ははは」と言って聞き流していた。
もちろん、早く来る理由があるときはちゃんと早く来ていたが、私は夜型人間なので理由もなく無理したくなかったのだ。
そしてしばらくすると本当に何も言われなくなったどころか「必要なときはちゃんと早く来ているんだし、何時から会社にきても自由だ」と上司らが言うまでになった。
これが諦められたということなのか、納得してくれたということなのか、よく分からない。
その後、部署が変わったときも、
①早く出社しろと煽られる
②適当なことをいって遅く出社し続ける
③諦められる
ということを繰り返した。
一方、遅くまで残業することは当時は結構あったが、何かの用事で早く帰りたいときはやはり定時か定時前に帰っていた。
こんな働きぶりだったが、今のところクビになっていないのだから日系企業はそういう意味では優しいのかもしれない。 (出世には悪影響かもしれない)
私はかなりナイーブな人間なのだが、たまに周囲からは精神的に強い人間と評されることがある。
これまでなぜそう思う人がいるのかよく分からなかった。
だが冷静に考えると、何度注意されても気にもせず会社をやめるどころか毎日遅く出社し続ける私の様子を見ていたら、そう思うのも不思議では無いのかもしれない。
ガラパゴス家事になってはいけない【人生に疲れない方法】
今週のお題「新生活おすすめグッズ」
私が大学生になって一人暮らしを始めたとき、私は「家事をしっかりやらなくては」と無駄に意気込んでいた。
家事が好きな人であればそれで何も問題はない。
しかし私は別に家事が好きな訳ではない上にかなりの面倒臭がりだ。
なかなか継続することができない。
実際、必要以上に家事を頑張ろうとしたので、結局継続できず、無駄な労力となったものがたくさんある。
そしてあるとき気がついた。
誰も望んでいないのに勝手にオーバースペックな家事を追求して自滅しているだけではないか。
そしてそこに労力を割くくらいならもっと他のことを頑張った方が良いのではないか。
私と同じような「面倒くさがりなんだけど中途半端に綺麗好きな人」が買うのをやめた方が良い物と、あったら便利だと思う物の一部を下に書いてみる。 ※あくまで個人の考えです
(1)カーペット(絨毯)は面倒くさいからやめる
まず、床がフローリングの部屋を選ぶべき。
そして決してカーペットを敷いてはいけない。
最初、私はカーペットがあった方がどこにでも座ったり寝転がったりできるので居心地が良いのでは、と思っていた。
だけど結局カーペットをやめてフローリングのままにし、イスを置くようにした。
なぜならカーペットは掃除が大変だからだ。
多少髪の毛やホコリが落ちても、カーペットだと一見汚れていないように見える。
見えないだけで汚れはどんどん溜まっているので、知らずに寝転ぶと服に汚れがつく。
自分ならまだしも他人の服にゴミをつけてしまっては申し訳ない。
それにダニも発生しやすい。
頻繁に掃除機をかければいいのだが、やはりフローリングに比べるとゴミが取れにくい。
特に粘着質のゴミや絡まりやすいゴミが曲者だ。
また、掃除機はうるさいので深夜には使いにくい。
ふと夜中に掃除したいと思っても近所迷惑を考えてやめてしまったりする。
醤油などをこぼしてしまったときに拭くのも大変だ。
一方、フローリングなら掃除機でもすぐゴミが取れるし、クイックルワイパーのような掃除グッズでも簡単に掃除できる。
多少粘着質のものでもクイックルワイパーのウェットタイプを使えば割とすぐ取れる。
醤油をこぼしても、大抵のフローリング材なら水をつけたティッシュで拭くだけで取れるはずだ。
私の場合、コタツを置いていたので2年くらいはカーペットで頑張ったが、結局面倒くさくなり、後にコタツとともに廃棄した。
(2)トイレマットと便座カバーは面倒くさいからやめる
私は実家でトイレ掃除をしたことがなかったので、自分のとはいえ最初はトイレ掃除がかなり嫌だった。
だからできるだけ簡単に終わらせたかった。
それにも関わらず、最初は張り切ってトイレマットと便座カバーを置いていた。
何故置いていたのかというと、実家でもそうだったのでこれらは置くものなんだと勝手に洗脳されてしまっていたのだ。
実際には無くても問題がないどころか、むしろ無い方が衛生的だと思っている。
トイレは菌が多く、不衛生になりやすい。
人間が匂いを感じるのは、空間を浮遊する分子を鼻の奥にある嗅覚受容体が感知するからだ。
つまり匂いを発している物質は何らかの分子を飛ばしている。
便が臭いのは便の分子が浮遊しているからだ。
当然、その分子はマットや便座カバーにも付着しているはず。
だから頻繁に掃除しないと不衛生だと感じてしまう。 (人によって感じ方は違うと思うけど…)
便座カバーは取り外しも面倒だし、便座カバーもマットも掃除が面倒くさい。
便座カバーやトイレマットがなければ、まずトイレの床は掃除機またはクイックルワイパーでおおよそのホコリを取り、その後にトイレクイックルで便器とその周辺、床を掃除する。
トイレクイックルはトイレに流せるようにできているので、処分も楽だ。
私の場合、トイレマットと便座カバーは最初の3ヶ月くらい頑張ったが、後にゴミ箱行きとなった。
(3)ロボット掃除機は割と便利
ロボット掃除機は各社出している。
自動で部屋の掃除をしてくれるので、面倒くさがりには向いている。
有名なのはiRobot社のロボット掃除機ルンバだが、私は同じiRobot社が販売している床拭き掃除ロボットBraavaの方が使い勝手が良いと思っている。
ただし、これを使うためには床がフローリングでなくてはならない。
Braavaのメリット1 掃除機と違って音が静かでホコリが舞わない
先ほども書いたが、ロボット掃除機も含めて掃除機は音がうるさい。
深夜には使いにくいし、せっかく自動運転なのだからとテレビを見たり音楽を聴きながら掃除させようとしてもかなり邪魔になる。
また、掃除機で掃除しているとホコリ臭く感じることはないだろうか。
おそらくゴミを吸い込むときにホコリを一部舞い上げてしまっているか、排気口からフィルターを通過した細かいホコリが舞っているんだろう。
そうなると掃除機をかけながらせっかくお茶でもすすってリラックスタイムにしようと思っても、なんだか台無しになってしまう。
一方、床拭き掃除機のBRABAであれば、お掃除シートだけ最初に取り替えなくてはならないが、音も静かだし、ホコリも舞い上げないので邪魔にならない。
なので、リラックスして茶もすすれる。
Braavaのメリット2 乾拭きも水拭きもできる。
お掃除シートを変えることで、乾拭きも水拭きもできる。
乾拭きならホコリや髪の毛を取ってくれるし、水拭きなら掃除機では取れない食べこぼし後などの汚れも取ってくれる。
Braavaの難点は、やはりどうしてもゴミ残りがでてしまうこと、細かい隙間までは掃除できないのでざっくりした掃除になってしまうこと、ゴミが多すぎるとお掃除シート1枚では足りないので交換が面倒くさいことだ。
また、部屋が片付いていないとBraavaが入り込めないエリアが出来てしまうこともある。
私としては全部自分で掃除するよりは楽になると思うが、どうせ完璧じゃないなら始めから自分でやった方が楽という人もいるかもしれない。
私はかなりいい加減な掃除しかしていないが、友人が訪れたときはよく「綺麗な部屋だ」と言ってもらえる。
このレベルであればそれほど掃除が面倒だとも思っていない。
これから新生活を始める人は、力を抜くことも意識して生活の基盤を作っていった方が良いと思う。
令和生まれ「古っ!平成臭がする!!」
もうすぐ元号が変わり、平成から令和になる。
時代が変わると言うけれど、平成と令和は偶然このタイミングで区切られるだけで、理論上ここで政治的・文化的に大きな変化が起こる訳ではない。
とはいえ私は単純な人間なので、新しい時代が始まり、それが楽しみだという感覚がある。
おそらく、今後、マスコミや企業が令和という新しい元号にかこつけたキャンペーンや広告を打ち、否が応でも令和が新しい時代で平成が古い時代だと認識させられることになるのではないだろうか。
平成時代の昭和に対応するのが、令和時代の平成だ。
平成は古い時代を意味する言葉になる。
令和になってから「Hey!Say!JUMP(平成ジャンプ)」と言うと、平成時代に「昭和ジャンプ」と言うのと同じような響きになる。
令和になってから「平成狸合戦ぽんぽこ」の話をすると、平成時代に「昭和狸合戦ぽんぽこ」と言うのと同じようなイメージで捉えられ、「えっ!?平成はまだその辺に狸がいたんですかぁ?」と真面目に言う人が現れる。
ハロウィンで騒ぐ人達の映像は、ジュリアナ東京の映像を見るときに感じるのと同じように「なんでこんな騒ぎ方をしているのか意味不明」という印象を与えるかもしれない。
古臭いことや寒いギャグを言うと「平成臭い」と言われるようになる。
「平成はまだそんなに古くないでしょ」と言うと「時代の変化にまだ気づいていない平成の老害」と一蹴される。
それでも新しい時代が少しだけ楽しみだ。
聞いたばかりのときは多少違和感があったが、冷静に考えると令和という言葉は平成よりかっこいいかもしれない。
花見の名所より道すがらで見る桜の方が感動するんだが…〜ついに花見が面倒なお年頃に〜
花見の前のワイ
みんな「お花見行こう!」
ワイ「やった!行こう行こう!」
当日…
ワイ(寒いー。早く帰りたいー)
以前は花見に誘われると喜んで行っていたが、いざ行くと寒いし準備片付けが面倒だしでやっぱりやめておけばよかったと思ってしまっていた。
しかも花粉の季節なので、花粉症でクシャミが出るのか、寒いから風邪をひいたのかすらよく分からない。
毎年しんどいと思っているのに、翌年になるとそのことを忘れて何故か喜んでまた花見に行ってしまっていた。
そもそも寒いのはたまたま天気が悪かったからだと思っていたような気もする。
よく考えたらだいたい桜が咲く時期はそこそこ寒いのだし、普段室内で過ごしている人が長時間外に座って冷めたご飯を食べているのだから、寒いと感じることは必然なのだ。
なのに毎年忘れて喜んで行っていたのだから、無邪気…というか、ただのアホだった。
世の中には花見が強制の職場もあるらしいが、私の会社では花見の習慣がないので本当に良かったと思う。
最近は花見に行くとしても、レジャーシートと弁当を持って…というような大げさなものではなく、ただ花見スポットを歩く程度にしているが、最近はそれすらも正直面倒になってきた。
よく見ると案外いろんなところに桜は咲いている。
電車の窓から見えた桜や、歩いて道すがらに見えた桜の方が、わざわざ花見スポットに行って見る桜より感動するのは私だけだろうか。
スポットになっているくらいだから、桜の数も多いし、場所によっては多くの種類の桜が咲いている。
単純に並べて比較したとしたら、花見スポットの桜の方が優れているということになるだろう。
少し話が逸れるが、面白いことを言います!と最初に言うと、笑わせるためのハードルが上がってしまうので極力やらないのがお笑い芸人の常識らしいが、これはそれと同じかもしれない。
素晴らしい桜があると思って見に行くと、その想像を超えない限り強い感動はない。
一方、何気なく見た日常の景色に溶け込んだ桜は、ただ咲いてるのを見つけただけでも嬉しい。
これは私が珍しいのだろうか。
それともみんなイベント好きだから花見スポットに行っているだけで、本音は私と同じという人も多いのだろうか。
もし私と同じように感じている人がいれば、教えてもらえると嬉しい。
まあでも、花見が面倒に感じるというのはそれだけ若くなくなったということかもしれない。
花粉がひどすぎて薬が負けてるんだけど……体に低負荷(妊婦さんでも可)な花粉症対策アレルシャットの話
花粉症悪化ループ
私は子供の頃から酷い花粉症だった。
授業中によく鼻をすすったりくしゃみをし過ぎてフラフラになっていた。
大げさじゃなく、ひどいときは30秒に1回はくしゃみが出る状態が続く。
だからマスクをしたり抗アレルギー薬を飲むのだが、それでもくしゃみや鼻水を抑えきれないことがある。
薬が花粉に敗北しているのだ。
一度くしゃみや鼻水が止まらなくなってしまうと、その後にどんなに薬を飲んでも効果がない。
鼻の粘膜が荒れることで刺激に対して敏感になり、花粉だけでなく空気の刺激でもくしゃみや鼻水が出るようになる。
特に鼻をすすったり、鼻をかんだり、鼻にティッシュを詰め込んだりすると、鼻の粘膜が荒れる感覚がある。
かといって何もしないと鼻水はタレ放題だ。
くしゃみ鼻水が止まらない → 鼻の粘膜が荒れる → くしゃみ鼻水がひどくなる → 以下、永遠にループ
といった状況だ。
このループから抜け出すには一度くしゃみ鼻水を止めるしかないのだが、継続して飲んではいけないと言われている強力な抗アレルギー薬を飲んだとしてもほとんど効果を感じないことがある。
くしゃみは一瞬だが全身の力を使い、意外と体力を消耗する。
それに鼻が詰まると息が苦しく、脳が酸欠になる。
常に口で息をするようになるので、喉が痛くなり、それがキッカケで風邪を引いたりもする。
こうなると仕事どころではない。 (やる気がないわけではない…)
最近は重度の花粉症患者が多くなってきているので「花粉症がひどすぎて仕事にならないから」という理由で早退することもできないわけではない。 (一応、やる気がないわけではない…)
だが、本来ならそんな理由で帰るのではなく健康なときに堂々と早退したい。 (一応、やる気がないわけではない…)
また、抗アレルギー薬自体も眠気を催したり、集中力を低下させたりなどの弊害があるようだ。(私はあまり感じたことがないが)
そして国内の花粉症による経済損失は年間数百億とか数千億とか言われているらしい。
花粉症ループを止める方法
そういうひどい花粉症の症状が出ているときには鼻の穴にアレルシャットという塗り薬を塗る。(普通にドラッグストアで市販されている)
メーカーとしては、薬で花粉が吸着されて体の奥に入り込みにくくなり、花粉症が軽減すると説明している。
ただ、私の体感としては別の効果もあると思う。
鼻の粘膜が荒れていると、鼻から吸った空気で粘膜が絶妙に刺激され、くしゃみや鼻水がでる。
鼻の穴にアレルシャットを塗ると、花粉による刺激が減るだけでなく、空気による鼻の粘膜への刺激も減り、それがくしゃみや鼻水を抑えているように思う。
一旦くしゃみや鼻水を抑えることができれば、その間に鼻の粘膜が回復し、くしゃみや鼻水の症状が緩和する。
特にアレルシャットの「ミントの香り」タイプは鼻がスーっとするので瞬間的に鼻水が止まり、回復に効果があると感じる。
使う前はミントの香りがずっとつきまとうのかと心配したが、ミント臭は微かにある程度で少しスーっとする程度だった。
いつもこれを鼻のかなり奥の方まで綿棒で塗っている。
最初は鼻の穴に綿棒を突っ込んで塗ることに抵抗があったが、塗ってしまえばマスクと違って邪魔にならないので重宝するようになった。
また、最初は鼻の穴に薬を塗り込んで体への害はないのかと少し気になったが、抗アレルギー薬を飲めない妊婦さんでも使えるということがハッキリとパッケージに書かれているし、成分を見ても精製長鎖炭化水素(ワセリン)とメンソールのみなので、特に害はなさそうだ。
今では抗アレルギー薬を飲むよりこちらの対策を優先するようになった。
とはいえ、難点もある。
1つ目の難点は、効果が4時間程度しか継続しないことだ。
しかも、鼻水がひどいときはもっとすぐに薬が流されてしまうので、何度も塗り直さなければならない。
2つ目の難点は、さすがに人前で鼻の穴に綿棒を突っ込めないことだ。
このため、家かトイレで塗るようにしている。
なお、綿棒は製品に6本付属しているが、衛生上使い捨てにしたいので、個別包装の綿棒を別で購入して持ち歩くようにした。
鼻の穴に薬を塗ることに抵抗があるかもしれないが、私のように花粉症で死にそうになっている人は使ってみる価値がある。
また、知り合いの妊婦さんも薬を飲めないのでこれで凌いでいるらしい。
妊娠中や授乳中で抗アレルギー薬を控えている方も最後の手段として備えておくと良いと思う。
夜型人間の定義ってなんなんだ〜夜型人間が夜勤で病んだ話〜
子供の頃から私は自分のことを夜型人間だと思ってきた。
今でも朝に弱い。
1週間も休みがあれば、確実に昼夜逆転する。
休み明けはいつも遅めに出勤する。
一方で、夜型生活をしていると不健康になる感覚もある。
また、意識が朦朧としている、とまでは言わないが、常にダルくて頭がぼーっとしている感じにもなる。
ただ、夜中に何かを考え出すと止まらなくなり、そういう意味で頭が回転している感覚がある。
考えることが楽しいので、夕方まで眠かったはずなのに、夜になると目が覚めてくることが多い。
結局のところ自分は朝型と夜型のどちらの生活がより望ましいのだろうか。
そもそも朝が弱いことと夜型人間であることは別のことなのか。
目次
ある研究によると、朝型人間であるか夜型人間であるかは50%が遺伝によって決まるという。 参考リンク
http://diamond.jp/articles/-/138102 ふーん。 でも遺伝と朝型・夜型タイプとの関連について研究するためには、何をもって「朝型」「夜型」と判別するかを定義しなければならないはずだ。 そうでなければ遺伝子パターンとの相関を調べようがない。 上述の研究ではどうやって定義したのか調べてみると、どうも自己申告のようだ。 つまり、例えば脳内物質がどうとかで調べた訳ではなく、本人へのアンケートの結果と遺伝子パターンに相関がある、ということのようだ。 結局、今のところは医学的にも、脳内物質がどうだから、といったような夜型人間の定義はなく、自分が夜型人間だと思っていれば夜型だとせざるを得ないのだろう。 この定義からすると、朝が弱いから自分は夜型、と思っている人も夜型に含まれるようだ。 最近は夜型人間が無理に朝起きない方が良い、という話も聞くようになってきた。 確かに極端な朝型生活は私には向いていないかもしれない。 ただ、自分を完全な夜型人間だと思っている私ですら、学生の時に深夜アルバイトをしたりなど長期の夜型生活をした経験から、朝起きて夜寝る生活がやはり望ましく、昼夜逆転生活はやめるべきだと思っている。 ほとんど太陽の光を浴びることがないほどの夜型生活をしていても、しばらくは何も気がつかなかった。 だが、長い期間続けると、様々な異常が起こってきた。 (1) 精神が不安定 まず、何故かいつもストレスを感じ、鬱っぽい感じになった。 それどころか、深夜に一人でいるとき、意味もなく涙が出てくることすらあった。 (2) 見た目が変化 何かの病気だったとかいうことはないのだが、いつも不健康そうに見られた。 また、太ってはいなかったが、肌や髪の質感から、自分で鏡を見ても不摂生であることが分かるような見た目になった。 (3) 常に疲労感 何も疲れるようなことをしていないのに、常に体が疲れていた。 久々に朝起きて外出するようになったある日、太陽を浴びるのがこんなに気持ちいいものだとは、と感動した。 自分には夜型生活が合っていると思っていたが、やはり人間は陽の光を浴びて生活するように進化してきたのだ。 陽の光の中、外の空気を吸っていると、明らかにストレスが軽減していくのを感じた。 もし、引きこもったり昼夜逆転生活をしてしまっている大学生の方などで、ストレスを抱えて鬱っぽくなっていると感じている人がいたら、是非一度陽の光を浴びる生活をしばらく続けてみてほしい。 面倒かもしれないけど、本当に朝の散歩でもなんでもいいから騙されたと思ってやってみてほしい。 確実にストレスが軽減すると思う。 あくまで個人の自由だけど、これから就活する人も夜勤は避けた方がいいと思うし、今の仕事で夜勤をやらされそうになったら全力で逃げてほしいと思う。 ちなみに私はどうしても朝早く起きなくてはならないとき、「光目覚まし」というものを使っている。 この時計は、設定した時間に合わせて日の出を模擬した光を出してくれるのだが、この光が心地よくてなんとなく目が覚める。 設定時間に急に明るくなるのではなく、例えば90分かけてまるで日の出のように徐々に明るくなる。 朝起きるのが苦手な人には良いと思う。 特にこの光目覚ましを顔の近くに置いておくのがお勧めの使い方だ。 光と目覚まし音、そしてランプが出す熱の3つの刺激で、普通の目覚ましより自然な気持ちで起きることができる。 最近のものは光源がLEDになっている場合が多いが、電球のものもまだある。 LEDタイプのものの方が強い光を出せるが、電球タイプの方が熱を出す。(多分、メーカーは意図してない) その熱が顔に当たることで心地よく目覚められるので私は電球タイプの方が気に入っている。夜型人間の定義とは?
筋金入り夜型人間のはずの私ですら夜型生活はお勧めしない
夜型人間でも陽の光を浴びるのは本当に大切
楽に早起きしたいとき